こんにちは!
ご訪問ありがとうございます。
今回は、表中に特定の語句がある場合、行全体に条件付き書式を適用させる方法をご紹介しますね。
これができると、目的の行を視覚的に素早く見つけることができるので、覚えておくと便利です。
【Excel】セルに条件付き書式を適用
行全体に条件付き書式を適用する前に、まずは、セルに条件付き書式を適用してみますね。
例として、次の表をあげます。
条件付き書式を適用させる範囲(セルB2~B26)を選択します。
メニュー「ホーム」の「条件付き書式」を選択し、「新しいルール」をクリックします。
ダイアログボックスが出てくるので、平均点が80点以上のセルに条件付き書式が適用されるよう、上図のように記述し、「書式」をクリックします。
ここでは、条件に合ったセルに青太字を適用させます。
同様に、背景色に黄色を選択し、「OK」をクリック(2回)します。
すると、上図のように、平均点80点以上のセルに、背景が黄色の青太字といった条件付き書式が適用されます。
【Excel】行全体に条件付き書式を適用
それでは、前タイトルで適用した書式を行全体に拡張してみます。
メニュー「ホーム」の「条件付き書式」を選択し、「ルールの管理」をクリックします。
上図のようなダイアログボックスが出てきますので、適用先を変更します。
ルールが表示されない場合は、「現在の選択範囲」を「このワークシート」にしてください。
適用先を、上図のように「B列」から「A~K列」に変更し、「ルールの編集」をクリックします。
「書式ルールの編集」画面が出てくるので、上図のようにルールを書き換えて「OK」をクリックします(2回)。
すると、平均点80点以上の行全体に条件付き書式が適用されます。
平均点79.0点のN.Mさんの「政経82点」を「92点」に変更すると、平均点が80.1点となり、行全体に条件付き書式が適用されるようになります。
また、逆に平均点80.0点のM.Sさんの「政経56点」を「50点」に変更すると、平均点が79.3点となり、条件付き書式が解除されます。
【Excel】行全体に条件付き書式を適用させる方法 まとめ
以上が、行全体に条件付き書式を適用させる方法となります。
何かと役に立つと思いますので、是非覚えていただければと思います。
適用先と書式のルールに絶対参照や列のみ絶対参照が使われていますが、絶対参照と相対参照の意味を把握する必要がありますので、参照についても覚えるようにしてくださいね。
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